スキミング被害と雑損控除について

 少し暗い話しになりますが、ここ最近、盗難や偽造カードにより預金が引き出される事件が多発しています。最近ではUFJ銀行のATMに隠しカメラが設置されるという事件がありました。とてもいやな事件ですね。このような事件・事故に巻き込まれないためにも自己防衛策としてキャッシュカードの暗証番号を生年月日、電話番号、住所の地番、車のナンバー以外に変更したほうがよさそうですよね。(銀行内のポスターに書いてました)
税務上、スキミングにより預金を引き出された場合、雑損控除の対象になります。
しかし、預金が引き出されても被害者は預金者から現金を預かっている銀行であり、被害にあった預金者は警察に被害届を提出することは出来ません。そのため、被害にあったことを証明する「被害届出証明書」の発行も警察と銀行間でやりとりされ、被害にあった預金者の手にはなかなか渡りません。そこで証拠となる証明書の準備ができず確定申告時に適用できないというケースが多々あると予想されます。
万が一、このようなケースに巻き込まれた場合は銀行が警察に届け出た「被害届出証明書」と不正に引き出された銀行が発行する「出金明細書」を銀行からもらい、確定申告時に雑損控除を適用できます。
あ、でもこういう被害にあわないためにも自分でできる防衛策を事前にやっておくことが一番大切ですよね。

投稿者:川島(05/11/18)